南つくし野鍼灸院
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『南つくし野鍼灸院』|健康メモ


タイトル 日付
つらい関節の痛み(3):バネ指『弾発指』 2020.1.1

 先ず、腱(けん)と腱鞘(けんしょう)についてお話し致します。「腱」とは、筋肉の端が骨に付着する部分にある結合組織のことをいいます。また「腱鞘」とは、手足の腱のまわりで、ところどころに滑液包が細長くなっていて、ちょうど鞘(さや)、つまりパイプのようになっている部分があります。いわゆる「ベルトが腱」とすると「ベルト通しが腱鞘」という関係になっています。手や足の長い腱は部分的に腱鞘というトンネルを通り抜けることで固定されています。例えば、握りこぶしを作ろうとすると、手の関節がまがり手指が動きます、この時、手の腱は収縮して手から浮き上がってきますが、腱は腱鞘で部分的に固定されているので、手から浮き上がらず収縮し、手指は腱によって曲げ伸ばしをすることができます。つまり手を握ったりする強い力を発揮する筋肉は前腕(ぜんわん:肘〜手首の部分)にあり、その力を腱が伝えます。その通り道で指を曲げる屈筋腱が浮き上がらないように押さえているのが腱鞘と呼ばれるものです。この腱鞘があるからこそ、手足の関節がまがり手指が動きます。
 「バネ指」とは、指の曲げ伸ばしの際に「パチン・パチン」とか「ガクッ・ガクッ」という様に、指の動きがバネ仕掛けの様になること(バネ現象)から呼ばれています。ではどうして起こるのでしょうか。その多くは使い過ぎから腱,腱鞘に炎症(腱鞘炎)が起こり、指を曲げるスジ(屈筋腱)を包んでいるトンネル(腱鞘)が狭くなったり、腱自体が厚くなり、このスジがトンネル内を上手に通過出来なくなるために起こります。40〜50歳の更年期の女性に多く、妊娠出産期の女性にも多く生じます。手の使いすぎやスポーツや指を良く使う仕事の人にも多いのも特徴です。糖尿病、リウマチ、透析患者にもよく発生します。母指(親指)、中指に多く、薬指、小指、示指にもよくみられます。
 症状は、手のひら側の指の付け根の疼痛や前述のバネ現象です。疼痛や引っ掛かりが強くなってくると、指の曲げ伸ばしが出来なくなり、周囲の関節が固まってしまい日常生活が一層不自由となることもあります。
 治療は、保存療法として多くは使い過ぎで起こるため、先ず局所の安静(補装具による手指のシ−ネ固定)をはかりましょう。「バネ指」の鍼灸治療は、患部の手指関節・その周囲の手のツボをねらい鎮痛効果を目的に行います、特に「バネ指」の再発を繰り返す場合は、医療機関に相談しましょう。

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