当院では「坐骨神経痛」の患者さんが比較的多く来診されています。なかには、長年整形外科で坐骨神経痛の治療薬(神経障害性の下肢の痛みと痺れに対する薬)を服薬し続け、結果として「坐骨神経痛」に加え「ふらつき感・強い眠気」等々の薬の副作用にも悩んでいる患者も多く診られ、また歩行困難な人も見受けられました。
そこで「坐骨神経痛」に対する鍼灸治療を行った結果、下肢の痛みや痺れを忘れている時がある程度に回復すると云う内容がほぼ観察でき経過も好いことがわかりました。このことから高い治療効果が期待できる現状において、西洋医学的治療とともに東洋医学的治療(鍼治療)による併用療法を是非お勧めしたいと思います。
そこで先ずは患者さんに「坐骨神経痛」について少しでも理解して頂くため、今後過去の「健康メモ」でも若干取りあげましたが「坐骨神経痛の原因・症状・治療法・日常生活のコツ」を基本テ−マとし「その豆知識」を紹介したいと思います。
「坐骨神経痛」の患者さんやご家族・親戚すじで「坐骨神経痛」でお困りの方、その他、意外にも多い事ですが、自分自身が「坐骨神経痛」にかかっていることに気がついていない、単なる「筋肉痛」ぐらいにしか感じていなかった、よく聞くと実は「坐骨神経痛」だったと云う方々も含め「坐骨神経痛の豆知識」を深めて頂きたいと思います。
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