気温が高いときに起こりやすい夏バテは、どのような原因で生じるのでしょうか。ここでは、今回は初夏にもありがちな原因をご紹介していきます。
◆「夏バテの原因」について
〈原因1〉「睡眠不足」
十分に眠れない日や眠りの浅い日が続くと、睡眠不足に陥り疲労を回復しにくくなります。特に、暑さで寝苦しくなる時期は睡眠不足になりがちです。夜間でもほとんど気温が下がらない日も珍しくありません。こうした状況が夏バテの原因となる可能性があります。
〈原因2〉「自律神経の乱れ」
暑い時期は自宅や職場で冷房を使う機会が増えます。室外は温度が高く、室内は温度が低い状態です。このような温度差に対応すると体力が消耗され、ストレスが溜まりやすくなります。温度差の変化が自律神経の乱れにつながり、夏バテを招くおそれがあります。
〈原因3〉「水分不足」
夏場には水分をこまめに補給することが大切ですが、初夏も同様です。体内の水分が不足すると血流が滞り、だるさや食欲不振をはじめとした不調にもつながります。汗をかく量が増えるのに備え、暑さを感じ始める5月頃から意識して水分を摂るよう心がけましょう。
次回は、◆「夏バテの予防」についてお話いたしまず。
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