南つくし野鍼灸院
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『南つくし野鍼灸院』|健康メモ


タイトル 日付
天候の変化と体調不良(2) 2016.10.1

 今回も気象病のメカニズムについて紹介します。一般的に気象病の多くは低気圧が近づいたときに起こりやすい傾向がありますが、気象病を引き起こす要因の1つには自律神経の乱れもあります。
 自律神経は、自分の意思とは関係なく働き、血圧、血流、体温調節、内臓の働きなど、体の様々な機能をコントロールしている神経です。つまり、気圧や気温、湿度など天候の変化を敏感に察知して、体の変化に対応し機能を正常化することが自律神経の役割です。その為、天候が変わる頻度や度合いが大きければ、自律神経が体を調整する作用の負担も大きくなります。
 自律神経の働きが乱れるということは、気候の変化に対応することができなくなるだけでなく、本来正常に働いている部分にも悪影響を及ぼすことにもなります。例えば、低気圧が近づくと頭痛がするのは、低気圧が近づき天候が悪くなると気圧が下がります。そうすると、先に述べた外気圧と身体の内圧の圧力バランスが崩れ相対的に体液の圧力が高まるため血管が拡張し神経が圧迫され、頭痛が起こります。同時に自律神経が活発になり、末梢の血管を収縮させ血液を心臓や脳など生命の根幹を維持する臓器に集めようとします。そのため脳の血管や神経が更に圧迫され頭痛が激しくなってしまいます。
 本来、自律神経機能はとても繊細なものなので、気候の変化に対して過剰に作用することもあれば、作用が十分に発揮されない場合もあります。そうした自律神経の乱れによって、体の様々な部分に自律神経失調症状が現れることになります。また、それ以外にも、気圧が下がると体液の滲出によって痛みの元となるヒスタミンやブラジキニンという物質や発痛を増強するプロスタグランジンが発生するため痛みが起こるということもあります。
 気圧の低下が頭痛や関節などの痛みを引き起こす作用機序を理解し気象病の予防や改善に役立たせましょう。気象病に対して鍼灸治療はとても効果的な治療法の一つです。

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