南つくし野鍼灸院
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『南つくし野鍼灸院』|健康メモ


タイトル 日付
鍼灸治療は風邪にも効く 2016.1.1

 「風邪をひいたので今日は鍼治療をお休みします」という患者さんの声を聞くことがあります。そこで今回は、「風邪と鍼灸」について述べてみたいと思います。
 風邪には「感冒」と「寒冒」とがあります。前者は、インフルエンザなどの細菌感染によって発症した風邪をいい、後者は、長時間寒い思いをし身体が冷えきった為に生じた風邪ひきを言います。
  すなわち、「感冒」の風邪の時は、体内に風邪のウイルスが侵入して、体内の免疫細胞が総動員でウイルスを頑張ってやっつけてくれている状態です。
 鍼灸治療というのも、体内にハリを進入させることにより、免疫細胞が集まってきます。その反応で、血流が改善されるために発痛物質を洗い流して、痛みを軽減する効果があらわれます。またお灸も同じで、お灸をすると、”軽いやけど”つまり軽い炎症をおこす状態になります。この状態がおきると、免疫細胞が集まってきて、炎症を修復する過程で、血流を改善させるので、発痛物質を洗い流してくれます。
  いわゆる鍼灸治療は、免疫細胞を利用し症状の改善をはかる治療方法です。先に述べたように、ウイルス感染により風邪を引いている時は、免疫細胞が総動員で働いている状態ですので、そんな時に鍼灸治療を行い集めた免疫細胞を利用するという新しい仕事を増やせば免疫細胞も追いつけず、かえって風邪のウイルスをやっつけている免疫細胞まで借り出してしまい、邪魔をすることになります。よって、風邪がひどくなったり、熱が上がったりします。
 一方、「寒冒」の風邪については、軽度の風邪に対して鍼灸治療がよく効きます。東洋医学において風邪は、疲労やストレスで体の抵抗力が弱くなったところに、皮膚から「寒(かん:冷え)」や「外邪(がいじゃ:外から入り込む病因)」が侵入して起こると考えられています。鍼灸治療で血行を良くして身体を温め発汗を促し、寒や外邪を体外に排出することが基本的な治療方法です。そのことで免疫力が活性化するので、自分の力で風邪を治すことができます。汗を出すために「くず湯」「しょうが湯」などで水分補給をするのも良いでしょう。
以上、ウイルス感染による「感冒」には、鍼灸治療はしないこと、ノドがいがらっぽい・鼻水・鼻づまりなどの「軽い鼻かぜ」という「寒冒」には、鍼灸治療がとても良く効きます。

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