南つくし野鍼灸院
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『南つくし野鍼灸院』|健康メモ


タイトル 日付
「冷え症」に対する鍼灸治療、「1次反応」と「2次反応」 2014.4.25

 「冷え症」には二つのタイプがあります。一つは、比較的肥満気味で40歳代より上の年齢で、血圧が高めの人の冷え症。 もう一つは、痩せ型で年齢が10〜30歳代で、血圧が低い人の冷え症です。
 肥満気味の人の冷え症は、血管が縮んでしまって血液がうまく流れず冷えるパターンです。 血管の縮みは、血管にある交感神経の興奮・緊張によって起こります。血液は体熱を運び、血管を通る時に熱を周りの組織に与えます。 しかし血管が縮んでしまって血流が悪いと体熱も伝わらず身体が冷えてしまいます。
 この場合には、交感神経の働きを低下させて自律神経のバランスを取る鍼灸治療を行います。 併せて、足を直接温めて血管を拡げ冷えを解消します。これは、血管の1次反応(単に足に温熱刺激を行うこと)をねらった治療方法です。
 次に、若くて痩せていて顔が青白く食欲がない、また生理痛があり血圧が低いといった人の冷え症は、 血管の問題というよりは、エネルギーの量の問題になります。   特に活動するのでもなく安静にしている状態でも身体内部で内蔵の動きや血流の維持などに消費されるエネルギーを、基礎代謝と言います。 この基礎代謝が落ちて作り出すエネルギー量が少なくなり熱量が不足すると、 手足だけではなく骨盤内にも鬱血が起こり、全身が冷えてしまいます。 この時は、しっかりと食事を摂ること。そして骨盤内の鬱血を取ることが重要です。
 このタイプは自律神経がほとんど働いていませんから、鍼灸治療では手足の冷え・骨盤内の鬱血をとる治療をします、 併用して温冷交代浴を行いましょう。温冷交代浴とは、足に温水を2〜3分掛け(或いは湯船に浸かり)、 次に冷水を30秒掛けることを5回ほど繰り返す方法です。つまり単に足を温める血管の「1次反応」をねらった治療法では効果がありません。 上記のように全身が冷えている、自身で身体を温める力のない人は、 身体を揺り動かす強い刺激、一度血管を収縮させその反動として2次的に血管を拡張させる、 いわゆる血管の「2次反応」を期待した治療法を行います。この血管の収縮〜弛緩トレーニングによって、 自律神経の調節がうまくできるようになります。
 このように、冷え症にもタイプがありますので、自分がどのタイプかをチェックすることが大切です。

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